トラふぐの特徴

トラふぐ
高たんぱく・低脂肪

ふぐは高たんぱく低脂肪の超健康食品です。
他の魚に比べて脂肪分など極端に低いのも特徴です。

トラフグ(Takifugu rubripes)

  • フグ亜目フグ科トラフグ属
  • 独特の特性を持つ 「噛み合う」「膨れる」「鳴く」
  • 生産量の多い上位5県:長崎県、熊本県、愛媛県、香川県 福井県
  • 刺身、鍋、唐揚げなどは絶品!
トラふぐ
コラーゲンたっぷり

ふぐの皮やくちばしはほとんどゼラチン質で、良質なコラーゲンの塊です。コラーゲンは、私たちの体を構成するタンパク質の3分の1を占めています。皮膚、骨、腱、歯茎、血管などあらゆるところに存在しています。 表皮の下にある真皮は、コラーゲンが多く含まれ、肌に潤いを与えます。骨中コラーゲンは、骨を強くてしなやかに。水晶体や角膜なども、コラーゲンによってハリを保っています。コラーゲンは、年をとると体内で合成する力が衰えます。適度に摂取することで、若々しさを保つことにつながることでしょう。

トラふぐ
絶品鍋!

高たんぱく低脂肪のふぐは鍋も絶品!また、鍋では食物繊維がたっぷりの野菜も一緒にいただくことができます。鍋で炊いた野菜達は生野菜に比べて消化吸収しやすく、食べる量も生野菜より多くなりやすいです。生野菜のほうが、栄養価があるように思われがちです。しかし栄養分のビタミンEやカロチン・ミネラルは加熱しても減りません。また、野菜に含まれる食物繊維は、コレステロール値を下げて、動脈硬化を防いだり、高血圧予防、糖尿病予防の効果があります。

美味しく安全な「若狭ふぐ」

若狭ふぐ

恵まれた環境

昭和29年、高浜町の一軒から始まったとらふぐの養殖。今や、「若狭ふぐ」というブランドで生産額全国5位(平成13年)を誇る日本でも屈指の産地となりました。リアス式海岸で波の穏やかな湾内、透き通ったきれいな水。とらふぐの産卵地ともなっている福井県の若狭湾一帯の自然環境が養殖の適地であったことも大きな要因です。当阿納地区では、平成元年からこのトラふぐ養殖が始められました。 恵まれた環境と、適正な養殖の実践で『美味しい・安全』の両面を確立し、生産しています。

独特の特性

トラフグは「噛み合う」、「膨れる」、「鳴く」などの他の魚にはみられない特性をもつ魚です。仲間の体を傷つけたり、飼育網を破ったり、養殖するには厄介。フグの代表的な特徴でもある膨腹習性(ふくれる)はフグを水から取りあげたり、つかんだりする強い刺激に対し、防御や威嚇のため、水や空気を胃に吸いこむことで起こります。怒った時には上下4枚の歯を噛み合わせて「グゥーグゥー」と鳴くことも。

おいしさと安全のしるし

若狭ふぐ

若狭の海で育ったおいしいトラフグ「若狭ふぐ」。安心して安全に消費者の皆様に食べていただくため、平成18年12月に商標登録をしました。福井県海水養魚協会会員が、一生懸命育てました。安心・安全・おいしい三拍子そろった「若狭ふぐ」をぜひ味わってみてください。

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